東京消防庁職員を食い物にする生保レディの実態

東京消防庁のような公務員の職場、大手企業の職場にはよく生命保険会社の女性営業マンが社内に入り込んで営業をしていることが多々あります。
私が昔勤めていた東京消防庁の職場では、食堂前で昼食を食べ終わった職員を待ち構え、アンケートを取るついでにアポイントを取る戦略で商談に結びつけようとする生保レディがたくさんいました。
こうした生保レディからの提案で生命保険に加入してしまった方は、かなり危険です。
ほぼ確実に損をする生命保険に加入しているからです。
その細かい理由について今回は解説をしていきます。
生保レディの実態
生保レディから安易な保険加入をしてしまうと起こりうるリスクとしては、以下の通りになります。
・更新型の危険な保険に加入させられる
・担当がころころ変わる
それぞれについて解説をしていきます。
更新型の危険な保険に加入させられる
オーダーメイドで保険プランを作れる「フルコミッションの営業マン」ではない生保レディは、基本的に会社から「売ってこい」といわれた商品をそのままマニュアル通りに販売することになります。
生命保険会社としては、「保険料が多く取れて、保険金の支払いが少ないもの」が一番利益が取れて理想の商品になりますので、その提案をさせようとするパターンが多いです。
特に生保レディに関しては、その傾向が顕著に表れており、ほぼ確実に契約者が損をしてしまう「更新型保険」の提案が非常に多いです。
こちらはその名の通り、定期的に保険料が更新され、どんどんと保険料が高くなってしまう商品です。
例えば、最初は月1万円だったものが、10年後には2万円に、さらに10年後には4万円、そのさらに10年後には8万円と、さすがに保険料が高額過ぎて払えなくなったタイミングで解約することになります。
しかも厄介なのが、名称が「定期付終身保険」と「終身」と名前が付いているので、一生涯の保障が付いていると思いきや、
保険料の大部分が「掛け捨て」の保険になっているために、何事も無ければ積み立てた保険料のほとんどが払い損になってしまいます。
最初からそんな保険だとわかっていたら加入などしないのはずですが、マニュアル通りにしゃべると巧妙にそのデメリットを隠せたり、
いくつもの商品を組み合わせたパッケージ型の商品にすることで、商品内容があえてわかりづらくなるようにしています。
だまし討ちに近いような営業だといえるでしょう。
担当がころころ変わる
続いてのデメリットしてあげられるのが、担当がころころと変わることです。
なぜ担当がころころと変わるのかというと、生保レディの離職率は非常に高い(噂によると8割以上)のと、成果が出ない場合に別部署に異動させられ、担当が変わってしまうようです。
そして、担当が頻繁に変わるデメリットが何かというと
・当初の加入目的が分からなくなる
・挨拶のたびに新たな商品のセールスをかけられる
この辺りが問題になります。
保険の契約内容をしっかりと覚えてらっしゃる方というのは、かなり稀です。
ですので、保険のプランニングを担当した営業マンの存在がかなり重要なのですが、担当がいなくなってしまうことで当初の保険加入目的を知っている人間が消滅してしまいます。
また、営業マンの人柄決め手になって保険に加入していた方にとっては、保険に加入している理由がほぼないような状態になります。
さらには、担当が変わるたびに、
「この度、前任の○○に代わりまして、あたらしく担当になりました××と申します。一度直接ご挨拶に伺えればと思うのですがご都合いかがでしょうか?」
とアポイントを切られることになります。
新しい担当に会った時には、ほぼ確実に新商品へのグレードアップ提案や追加加入の提案をされます。
生命保険会社にとって担当変更は、新たなセールスチャンスであるとも言えます。
新商品≠良い商品ですの注意が必要です。
会社の思惑にわざわざ乗らないようにしていただければと思います。
まとめ
・生保レディの提案内容のほとんどが損をする内容
・担当も変わりやすく、不要な営業を頻繁に受ける可能性もある
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