イギリスが遂にEU離脱!なぜ離脱したのか解説

イギリスが遂にEU離脱!なぜ離脱したのか解説
かんがえる人
かんがえる人
イギリスがEU離脱したみたいだね。なぜそうなったの?

2016年6月に行われた国民投票で、47年間加盟を続けていたEUを離脱することが決まっていたイギリスですが、ついに2020年1月31日に正式離脱を行いました。

 

ちなみにEUからの離脱した国は史上初です。

 

今回はなぜイギリスがEUを離脱したのか、そして今後どうなっていくことが予測されるのかについても解説していきます。

 

 

■この記事の内容
・なぜイギリスはEUから離脱したのか
・今後イギリスはどうなるのか

なぜイギリスはEUから離脱したのか

 

 

イギリスがEUから離脱した大きな理由としては以下の2点が挙げられます。

 

①移民問題

②貿易問題

 

それぞれについて解説をしていきます。

 

移民問題

 

イギリス国民が非常に危惧していたのが「移民の増加」です。

 

そもそもEUに加盟すると、EU加盟国の移民は全て受け入れなければならないというルールが存在します。

 

そして、イギリスのような経済大国に関して言えば、周辺諸国より当然賃金が高い国になりますので、出稼ぎの移民が増えてしまいます。

 

こうした移民の方々に対して、どんな懸念をイギリス国民が抱いていたのかというと、

 

・自国の文化が汚される

・治安が悪くなる

・低賃金労働者に自分たちの仕事を奪われる

 

こうした印象を持っていました。

 

特に、田舎に近い地域に住んでいる方々の方が、移民に対する嫌悪感が強かったようです。

 

 

参照:https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji9/

 

ロンドンのような大都市では、移民では代替不可の仕事をしており、なおかつ安い労働力を買えるので、移民が増えることにメリットが大きいため、残留票が過半数を占めていますが、

 

反対に大都市以外の地域では、仕事を奪われる可能性が高いと感じたのか、圧倒的に離脱票が多くなっています。

 

結果的には、移民を嫌がる離脱派がイギリス全体で過半数を占めることになりました。

 

 

貿易問題

 

続いてEU離脱の決め手になったもう一つの問題である「貿易問題」ついても解説をしていきます。

 

なぜ、EUに加盟していると貿易が問題になるのかというと、イギリス単独でのEU加盟国以外の国(アメリカや日本)との貿易がができなくなるからです。

 

EUはEU全体の利益が最大化することを目的とした政策を行いますので、イギリスだけが有利になるような外交政策は基本的には許しません。

 

貿易に関しては、まずはEUが米国などとの交渉を行うことになりますので、そこに対してイギリスは大きな不満を抱きました。

 

なぜなら、イギリスは現在世界の5本指に入る経済大国であり、EUに頼らずとも自国の力だけで有利に交渉を進められますので、逆にEUに足を引っ張られているというジレンマを抱えることになります。

 

ですので、EUから独立し、自分たちで貿易は行った方がはるかにメリットがあるという考えが浸透し、それも後押ししてEU離脱が決定されたようです。

 

今後イギリスはどうなるのか

 

 

さて、無事EUを正式に離脱することに成功したイギリスですが、今後どうなっていくのでしょうか?

 

一つは、EUの縛りから解放され、思い切った経済政策を打てるようになるため、さらなる経済発展を望めるかもしれませんが、反対に懸念点もあります。

 

それが、EU残留派の独立です。

 

国民投票が行われた結果、過半数の離脱票は得られましたが、残留票もかなり多くありました。

 

特に問題なのが、「スコットランド」や「北アイルランド」が離脱に反対の意思を示していたことです。

 

そもそもスコットランドなどは、イギリスという国でありながら、侵略や戦争の歴史の流れもあり、一括りにイギリス人として扱われることを好んでおらず、

 

イギリス政府も独自自治権を彼らに与えているような状況でした。

 

北アイルランドなどでは、アイルランドとの統合を望むテロ組織が活動をしているほどです。

 

そんなイギリスに支配されることを良しとしない地方勢が、自分たちの意思とは反するEU離脱を決定したイギリス政府に不満を抱かないはずがありません。

 

下手をすると独立運動が活発になり、国を一つにまとめるつもりが、反対に国が分裂し、国力が衰えてしまう。

 

こんな最悪のシナリオを想定されます。

 

そうなったときには、世界経済にも大きな影響を及ぼすことになりますので、今後もイギリスの動きには注意をしていく必要があります。

 

まとめ

 

・移民や貿易によるデメリットによってイギリス国民はEU離脱を推奨した。

・EU離脱によって、反対に国がバラバラになる可能性もある。

 

また、イギリスがEUしたことによってほかにもEUからの離脱を表明する国が現れるかもしれませんので、2020年は大変な年になるかと思われます。

 

 

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