ドル建て保険は損?得?保険屋ではないFPが解説

ドル建て保険は損?得?保険屋ではないFPが解説
かんがえる人
かんがえる人
よく聞くドル建て保険って実際どうなの?

主に外資系保険会社の営業マンの方が販売されているドル建て生命保険ですが、なんとなく良さそうだから加入されている方もなんとなく怪しいから加入されない方も多いのではないでしょうか?

 

保険営業の方から「自社の商品は良い」という話以外をなかなか聞けないと思いますので、今回は保険屋さんではない私が第三者目線で外貨建て保険のメリット・デメリットについて解説をしていきます。

 

■この記事の内容
・ドル建て生命保険とは
・まず、結論
・ドル建て保険のメリット
・ドル建て保険のデメリット
・まとめ

 

ドル建て生命保険とは

 

ドル建て生命保険とは、その名の通り「保険料をドルで支払う」生命保険です。

 

有事(死亡時、高度機能障害時など)には、保険金が下り、満期時には積み立てた保険料を運用して、積み立てた金額より増やしてお返ししますよというのが、おおよそのイメージです。

 

円建ての場合と比べると、運用の利回りが大きく違います。(円建てはほぼ利回りゼロなのに対し、ドル建ては予定利率が2~3%ほど)

 

為替リスクはあるものの、預金や円建ての生命保険と比べて、大きくお金を増やすことができるため、堅実な資産運用手段として、多くの人に取り入れられている運用方法です。

 

まず、結論

 

ドル建て保険のありかなしかの結論としては、商品以上に営業担当によるということが挙げられます。

 

なぜならば、会社によって若干ドル建て保険の保障内容は異なるものの、それほど大きな差はありません。

 

それ以上に、営業担当が誰なのかということが自分の人生には大きな影響を与えます。

 

特に外資系の生命保険営業マンは自身のことをライフプランナーと呼称するくらいですから、生命保険の販売はもちろんですが、どうしたら目の前の人の人生の問題を解決できるのか常に考えている方が多いです。

 

例えば、恋愛コンサルスキルを持った方や営業コンサルの出来る方、仕事で協業して売り上げに貢献してくださる方など、自分に生命保険の加入以上のメリットをもたらしてくれる可能性が高いです。

 

ですので、ドル建て生命保険がどうこうというよりもまずは営業担当の方が自分にとって必要かどうかを見極められると、生命保険におけるミスマッチを防ぐことができます。

 

ただ、この話では、肝心のドル建て保険がどうなのかという趣旨からずれてしまうので、以下からはドル建て保険のメリットデメリットについて解説をしていきます。

 

ドル建て保険のメリット

 

 

ドル建て保険のメリットは以下の3点です。

 

■ドル建て保険のメリット
①保障×運用
②安定した利回り
③複利運用が可能

①保障×運用

 

生命保険なのだから保証はついていて当たり前という思われるかもしれませんが、保障を付けつつ資産運用をできる商品というのは、生命保険や不動産投資の団体信用生命保険くらいです。

 

最近の生命保険では、死亡や高度機能障害時はもちろんのこと、がん診断でも保険金が下りる内容のものもリリースされています。

 

ですので、万が一の心配を無くしつつ、お金を増やしていけるというのは、人によっては、とても魅力的なツールとして映ります。

 

②安定した利回り

 

これくらいの利回りで回すよと約束して運用をしてくれるのは、生命保険と預金の金利くらいです。

 

投資信託や株は、増えることもあれば減ることもあるので、確実に近い形で資産を増やす手段にはなりえません。

 

ですので、ドル建ての生命保険の当たり前のように増えていくシミュレーションは、資産運用手段全体で見ると全く当たり前ではないのです。

 

限りなく貯金に近い感覚でできる運用を求められる方はかなりいらっしゃるので、ドル建て保険の安定した利回りは金融商品として大きな強みを持っていると言えます。

 

③複利運用が可能

 

②に付随して、複利運用が可能というのも生命保険の大きな強みです。

 

保証された利回りで増えた資産を増えた分を含めて運用することで、単利で運用するよりもはるかに大きなパフォーマンスを発揮することができます。

 

期間が長くなれば長くなるほど、単利との差は歴然になります。

 

この複利の力を使うことで、まとまった資金がない方でも老後に大きな資産を手に入れることが可能になります。

 

 

ドル建て保険のデメリット

 

 

反対にデメリットに関しては以下の三点になります。

 

■デメリット
①損益分岐点が遅い
②手数料がブラックボックス化している
③為替リスクがある

①損益分岐点が遅い

 

貯蓄型保険を解約時にもらえるお金を解約返戻金というのですが、積み立て式で生命保険に加入した場合、この解約返戻金が払い込んだ保険料よりも大きくなるのが、早くても10年、遅いと15年かかってしまいます

 

こちらは、積み立てたお金が純粋に自分の資産になるのではなく、死亡保障へのお金に回されたり、営業マンや保険会社の人件費に充てられたりと、特に初期段階では、手数料が大きくかかってしまうので、なかなか解約返戻金がたまりません。

 

ですので、長い目で見て運用を考えられない方にとって生命保険での運用はあまりお勧めできません。

 

②手数料がブラックボックス化している

 

こちらは何も考えずに運用を任せたいといった方には関係がないのですが、しっかりと自分で調べて運用をしていきたいと考えている方にとって、手数料部分が不明確なのは、かなりネックになってきます。

 

投資信託であれば、販売手数料や信託報酬などが明記されているので、手数料を考慮したうえで投資先を選定できるのですが、生命保険の場合、わかりやすい手数料の明記がないので、手数料の把握が非常に困難です。

 

最低保証の利回りが3%と書いていても、手数料部分が考慮されていないので、実利回りが何パーセントか把握できないのは、投資家からするともやもやしてしまうポイントになります。

 

為替リスクがある

 

最後は為替リスクです。

 

こちらは主に、ドル/円の価格レートによって、解約や満期時に受け取られる保険料に差が出てしまうリスクのことを言います。

 

特に一時払いで保険料を支払ってしまった方は、もし円安の時期に仕込んでしまうと、運用益が出ても、出口の部分でドルの価値が下がってしまいやすく、元本割れを起こしてしまう可能性があります。

 

ただ、こちらの為替にリスクに関しては、FXの短期トレードと違って、自分に有利な条件になるまで待つという戦略を取れるので、逆に為替利益を狙えるというメリットでもあります。

 

ですので、為替の意識さえできればそれほど恐れる必要もありません。

 

 

まとめ

 

・ドル建て保険をやってメリットがあるのは、多少損益分岐点が遅れても確実に近い運用でお金を増やしていきたい方

・ドル建て保険をやるのはデメリットになってしまうのは、高利回りで流動性をもった運用を行い、短期収益を上げたい方

・商品以上に営業担当が自分とってメリットのある存在かどうかが大切

 

 

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