副業バレしたら死亡の消防士なのに副業・投資がバレずにできた方法

副業解禁、経団連会長、トヨタ社長からの相次ぐ終身雇用制度のギブアップ宣言、大企業による早期退職の推奨など、益々世の中における会社以外からの収入ニーズというのは高まっています。
ですが、依然として、「本業に支障をきたす」などの理由で副業を禁止する企業も多いです。
私が元々勤めていた東京消防庁はその極みのようななところで、副業はおろか投資すらもばれたら非常に厳しいペナルティーがあるような状態でした。
そんな風当たりが強い職場でしたが、私はガンガン副業や投資を取り組んでいました。
それは、そういった副業や投資がバレてしまうメカニズムさえ知っていればばれないための予防策も講じることができるからです。
今回はそんな消防士のように副業・投資禁止縛りが厳しいような職場でもばれずに副業・投資に取り組む方法について解説していきます。
✔この記事の内容
・消防士の副業・投資がバレる要因
・消防士でも副業・投資がバレないための具体的工夫
消防士の副業・投資がバレる要因
まずお伝えしたいのが、実は消防士だからといって会社員より副業等がバレやすいということはありません。
会社員も消防士も副業等がバレる大きな理由は共通しています。
・自己アピール
・住民税
・社会保険料
この三つが大きな要因になります。
自己アピール
これは要するに自滅です。自分でほかの人に副業や投資をアピールしてしまうパターンですね。
例えば、SNSで儲かってます!とかこんなビジネスやってますとかアピールをしてしまったり、
職場の外で人に会っているときに副業アピールをして、相手に不快な想いをさせ、職場に「消防士って副業禁止なんじゃないの?」といわれて発覚してしまうようなパターンです。
大前提として、副業等は「こそこそ」するようにしましょう。
住民税
毎月給料から天引きされている住民税(特別徴収方式)に関して気を使わないと職場にばれてしまう恐れがあります。
住民税によって副業等がバレる流れは上図のとおりです。
まず副収入が発生したら、税務署に確定申告をしなければなりません。
そして税務署から翌年度の住民税の通知が会社にされます。
そこであからさまに周りの人よりも副収入分の住民税が高いと会社に副業等をしていることが発覚してしまいます。
社会保険料
社会保険料についても気を付けなればなりません。
社会保険料でばれてしまう原因は上図の流れです。
まず副業のバイト先などで社会保険の加入要件を満たしてしまうとアウトです。
ダブルで社会保険料を支払っていることが会社にばれるからです。
社会保険の加入要件としましては、
・週20時間以上の労働
・月給8万8000円以上
この二つの要件を満たしてしまうとバイト先等でも社会保険に加入することになります。
社会保険料を払うと年金事務所が把握し、社会保険料の割合などが本業の会社に通知され、副業がバレてしまうという寸法です。
消防士でも副業・投資がバレないための具体的工夫
では一体どうすれば副業や投資をばれないようにできるのでしょうか?
バレないための工夫としましては以下のとおりです。
・身内の口座に入金
・法人を設立
・源泉分離課税の投資
・住民税の普通徴収への切り替え
それぞれについて解説をしていきます。
身内の口座に入金
これは文字通り自分の口座ではなく、身内の口座に副収入などを入金することで住民税等でばれないようにします。
勿論、身内の方の住民税等に影響が出てきますが、もし身内の方がOKを出してくれるのであればこれが一番堅実な方法になるでしょう。
実際に、職場に隠れてスポーツジム経営をしてらっしゃる消防士の方で、副収入はすべてを奥さん名義にすることで「副業ばれ」を防いでらっしゃる方もいました。
リスクとしてはお金を全て身内に渡すことになりますので、裏切られたら全てのお金を失うことになります。(笑)
法人を設立
法人を設立することで副業バレを防ぐことも可能です。
法人口座にお金を入金することで、法人税等はかかるものの、会社が把握できるような住民税には一切の影響を及ぼさないので、これで副業等がバレることはなくなります。
ただし、法人を設立するのに、合同会社であれば最低6万円、株式会社であれば20万円以上の登記費用がかかったり、決算費用や税理士費用なども考慮すると、むしろお金が減ってしまうということになりかねません。
こちらの方法を使うべきなのは、もはや消防士を楽勝で辞められるくらいの収益があって、あえて消防士をしているような人が対象になってくると思われます。
源泉分離課税の投資
本業にかかってくる税金とは別枠の税金のかかり方になる投資で収益を上げることで会社にばれない状況を作り出すことが可能です。
まず源泉分離課税の投資の仕組みについて解説をしていくと、
投資を始めるために証券口座を開設した時に、特定口座+源泉徴収在りの口座を選択します(税金を気にするだけで自分で申告するなら別に源泉徴収でなくてもOK)。
この特定口座内で利益が上がったような場合には、一定の税率(20.315%)の税金がかかってきます。
この税金に関しては本業の会社に通知されないので副業バレを防ぐことができます。
住民税を普通徴収への切り替え
通常の住民税は特別徴収方式といわれる税金の徴収方法で勝手に給料から天引きされます。
この特別徴収とは別に住民税の納付方法として、「普通徴収」というやり方があります。
普通徴収方式に関しては上図の流れで会社に副業がバレないようにできます。
まず、確定申告時に住民税の納付方法という欄があるのですが、ここで、「自分で納付」という選択にチェックします。
こうすることで副業等であがってきた収入にかかる税金に関しては、自分で納付するすることが可能になります。
自分で納付を行えば会社にばれることもありません。
ただし、こちら気を付けてほしいのが全ての自治体で普通徴収がOKというわけではないこということです。
ですので、お近くの税務署で普通徴収が可能かどうかは確認して下さい。
まとめ
・副業・投資がバレる要因は会社員も消防士も同じ
・自己アピール、住民税、社会保険料に気を付ける
・身内への入金、法人設立、源泉分離課税の投資、普通徴収の活用で副業バレは防げる
具体的に消防士でもできる資産形成手段の解説までには至らなかったので、詳細についてもっと知りたいはという方は、是非こちらへ
↓↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/6money
この記事は動画でも詳しく解説しています!
⇓⇓
こちらの記事ではもう少し細かい視点から消防士でもOKな副業の解説をしております。
-
前の記事
人生を最強の盾化する経済・社会知識 2019.06.09
-
次の記事
被洗脳経験から考察する詐欺師の洗脳術3選 2019.06.12