実録:不動産投資の初心者が知るべき優秀な営業担当の見極め方

↑↑↑
この記事はこちらの動画でも解説しています!
こんな感じで投資用不動産を購入しようとしている人は要注意です。
プロでもない限り、一般投資家は不動産会社に運営をお任せすることになります。
ですので、自分の物件を担当してくれる営業マンの善し悪しが不動産経営の成否を左右するといっても過言ではありません。
それくらい営業担当は本来重要なのですが、優秀か否かの判断基準があいまいなままで物件を購入されてらっしゃる方というのは非常に多くいらっしゃいます。
今回は、そんな不動産投資における重要な要素である優秀な営業担当を見極め方について解説します。
見極めるためのポイントとしては、以下の3つのポイントです。
・不動産投資の全体像を把握しているか
・物件提案以外に何ができるか
・どんなルートでその営業マンと知り合ったか
それぞれについて解説していきます。
不動産投資の全体像を把握しているか
不動産の営業マン=不動産投資のプロのようなイメージを持たれている方は多いです。
同様に、証券マンは株のプロ、保険営業マンは保険のプロ、銀行の窓口の人はお金のプロと思われがちです。
実際はプロとは限りません。
なぜなら、不動産営業マンで実際に物件を自身が保有しているケースというのはごく稀です。
ですので、実際に物件を保有し、賃貸経営を行っていくうえで、どのようなトラブルやリスクが発生するか全くわかっていない状態でそれっぽく物件の説明をしていることが多いです。
要するに「不動産を売るプロ」であったとしても「不動産投資のプロ」であるとは限らないということです。
不動産投資の全体の流れの中のポイントとしては、
・優良物件の仕入れ
・物件に対する低金利での融資付け
・販売(ここで営業マンの仕事が終了)
・物件の適切な管理(入居付けや入居者との対応)
・税金対策
・修繕やリフォーム、リノベーションへの対応
・出口戦略(売却や相続対策)
このような要素があります。
勿論全てにおいてプロであるのは不可能に近いですが、少なくとも全体的に対応ができる人脈がそろっていた方が心強いでしょう。
物件提案以外に何ができるか
不動産営業マンの仕事は、不動産の販売なので、物件の提案ができて当たり前です。
しかし、残念ながら物件提案以外のことは何もできない営業マンが非常に多いです。
ですので、物件提案以外のスキルや人脈を持っている営業マンというのはそれだけで貴重な存在といえます。
例を挙げると、物件提案以外に、
・自分の仕事につながる人脈を紹介してくれる
・彼女を作るために合コンを組んでくれる
・不動産だけでなく、保険やそのほかの投資についても教えてくれる
・税務、法務、相続対策までできてしまう
・占いができる
・心理学を教えてくれる
などなど
その人との人脈ができたというだけで大きなメリットにもたらしてくれます。
普通の人は物件提案しかされることがないので、物件のみでその不動産投資案件を判断しなければならないのですが、物件以外にも実は「人」という要素も判断基準になるということがわかると、一気に判断が楽になります。
さらに言えば、プロの不動産投資家になるには、こうした人を見てのコミュニケーションができなければとてもプロまではたどり着けません。
どんなルートでその営業マンと知り合ったか
どんな経緯で目の前にいる営業マンと知り合ったのかも非常に重要な要素です。
例えば、不動産セミナーにお客さんとして参加して知り合った、駅前の街頭で声をかけられて知り合ったなどです。
いい営業担当に担当もらうポイントとしては、「大切なお客さんポジション」で紹介してもらうことです。
どういうことかというと、セミナーなり街頭なりで「ただのお客さん」として知り合ってしまうと、営業マンのノルマをただ消化するための雑な扱いを受けてしまうからです。
悪い表現をすると「ただのカモ」ということですね。
口では一生懸命やりますとか、なんでもサポートしますと言いますが、残念ながら営業マンの仕事というのは、販売することなので、調子のいいことはなんでも言います。
さらに、営業担当自体がすごく優秀な人であったとしても、ただのお客さんポジションで知り合ってしまうと、「売りやすい相手だった」となり、本来受けられるはずの恩恵を受けることなく終わってしまうことになります。
【解決策】
それなりに口利きのできる力のある人から優秀な営業担当の方を紹介してもらうことに限ります。
不動産会社的にその人からの紹介だと無下にできないような人というのは存在します。
・社長、役員の先輩や親交の深い人
・紹介件数がすさまじく、会社にとってのキーパーソン
・不動産会社がこびを売りたいくらい大きな会社を経営していたり、実績のある人
など
こうしたルートからの紹介で営業マンと知り合うことで、一気に営業担当選びは楽になります。
元々お客さんからの紹介とか交流会で知り合った人レベルの人からの紹介ですと、なかなか良い担当には巡り合えません。
逆に、いい人脈からの紹介でしか良い担当とは知り合えないといってもよいくらいです。
そうした人脈を持つということは、不動産に限らず自分の人生にとっても大きなプラスに働くので、そういった人脈作りをまずは頑張るというもの非常に賢い選択肢になります。
まとめ
以上のような判断基準を持つことで、良い営業担当がどうかを判断でき、不動産投資の成功に大きく近づくことが可能です。
「不動産屋が不動産を売れるのは当たり前」
この感覚を忘れないように営業マンと接していただければと思います。
-
前の記事
築浅マンション投資で成功確率を上げるたった3つのポイント 2019.04.21
-
次の記事
無理なく貯金をふやす!即効性のある簡単なテクニック 2019.04.22